行政書士は個人事業主なので、健康診断は自発的に受診しなければなりません。私の場合は、検査をしておかないと、気になって仕事に本気で打ち込むことなどできません。自分だけではなく、大切な家族に安心してもらうためでもあります。
人間ドックは、費用はかかっても大体一日で終わりますし、トータルで受けられるメリットがあります。ただ内容を調べると、これならこちらを受けたいなという検査が含まれていることがあります。面倒であってもそれぞれに専門のかかりつけ医がいて、納得して受けた方が安心な気がします。
かかりつけ医の多くは女性です。検査の度ごとに、病院をあちこち探してきましたが、先生の考え方はもちろん、電話予約時、受付時、検査前後の看護師の方の対応などすべてにおいて、細やかで行き届いていて、価値観が合う病院だと思っています。
各種内視鏡は、体質を知るためにも、ある程度の年齢から受けています。最近は女性の先生が増えましたし、随分整った環境になりました。待合室はまだ、年配の方や男性が中心ですが、今後は状況が変わってくると思います。
気になることを簡潔にまとめて、いつも色々質問します。今はインターネットに様々な情報がありますし、自分の症状と照らし合わせて、研究するのはとても大切なことだと思っています。独りよがりの判断は危険なので、先生にきちんとした答えをいただいています。やっぱり日々のセルフチェックは大切です。
私の父は、74歳で心不全で亡くなりました。検査の大切さを伝えていても、きちんと行動には移してもらえませんでした。田舎で病院に恵まれなかったことも含めて、寿命だったと思っています。尊敬できるタイプではありませんが、可愛い父でした。
今日は父の命日、父を思い出しながら検査を受ける日です。