初冬の句会、兼題「葛湯」
母、子供の頃、風邪、猫舌等、地名では、吉野、京都の固有名詞は避けたいところです。
葛湯を実際に作ってみて、観察する方法もあるでしょう。触覚で詠まれた句は素敵でした。
目指すは、私らしく、私にしか詠めない句。
桂川小舟待つ間の葛湯かな かほり 選4
旅が生業なので、ピンときたのは、奥嵐山の「星のや京都」(星野リゾートグループ)
星のや京都【公式】 | HOSHINOYA Kyoto
京都 嵐山にある全室リバービューの旅館。渡月橋より専用船でご案内。受け継がれてきた匠の技と現代の利便性を融合した客室。季節を繊細に捉えた催しを開催。
送迎船があり、桂川(上流は大堰川)を山間の旅館まで約15分遡ります。渡月橋たもとの「舟待合」で、冬には葛湯がいただけます。
日本画のようとの評をいただく。
「小舟」が巧みですねえ(先生)
…褒められてはいないですね。
普段の私の旅のスタイルではないですし、背伸びをしていて、何だか恥ずかしい。それが俳句に出ているような気がします。
一流のもてなしには学ぶことが多いので、それはそれで大切にしたいです。