川崎臨海部の京浜工業地帯、夜には様々なプラント(大規模な工場)に作業用の明かりが灯ります。ある意味で自然な独特の夜景です。
陸からも見られますが、今回はネットワーキングに参加して、屋形船で運河をめぐり、海から楽しみました。
川崎生まれ、川崎育ちのベテランガイドさんが案内をしてくれました。
天気に恵まれましたが、雨でにじんだところに光が落ちたり、曇に映ったりと、全天候型でそれぞれに見どころがあるそうです。
窓を開けていると10月末でも寒いです。行き帰りで両方向を見られるので、右左はどちらに座っても良いようです。
黄昏時の景色は、ちょっと異空間。
要塞のような昭和電工は、見る角度によって表情が変化します。
水面を漂う光は神秘的ですが、 コストや安全性、生産性などの現実的な理由で日々変化します。
光源の違いによって、色が違います。
オレンジ色は波長が長く、排気ガスやホコリが多くても見通しが悪くなりにくいようです。
塩浜運河からの1,2を争う人気スポット、東亜石油のフレキシコーカー。熱分解して、ガソリンなどを生産する装置です。
揺れる船からの撮影は、私の技術ではこれが限界、うまく伝わりません。近くに座っていた、工場夜景専門フォトグラファーの方に、勇気を出して伺ってみれば良かったかな。
屋形船からは、食べながら飲みながらが楽しいのかもしれません。
個人的には、 高層夜景も綺麗とは思いますが、しばらくすると飽きてしまいます。どちらかというと、これらは、昼にはっきりと見える景色の方が面白くて好みです。