URの管理を行っている会社の施設を見学してきました。数年前にも訪れましたが、今回新しい発見もあり、大変興味深かったです。
通勤時間帯だったので、JR京浜東北線にずっと乗るのではなく、南武線の川崎、武蔵野線の府中本町経由で行くことに。 始発だから座れるし、運賃同じで10分余計くらいだったし。
のぞき窓だと外から中が見えてしまうので、ドアスコープが開発されたそう。今も使われているし凄いな。電電公社がNTTになってから、電話機型が解禁になったとか。
数年前に見学した時は、モニター付インターフォンの説明に力が入っていました。自宅も最新型に変わりましたが、留守を知らせる機能など無駄な(返って危険な)気がします。
昭和40年代のURは、洗濯排水を直接浴室に流すタイプが多く、さすがにこれでは不安定なので、中に埋め込むリフォームを現在多く行っているそう。
構造上の問題から、物理の「サイホン」の原理を応用しています。
こちらは、緊急対応業務。今は、通話内容を即座に出力するのでメモいらず、右側に対応が表示され的確なアドバイスを行うことができます。正しい日本語の使い方にも役に立つそう。
設備リフォーム分野と比較すると、今っぽいなあと。普段はこちらの方に慣れているので、そのギャップが大変興味深かったです。
昭和30年代の建物は、古すぎて建替え終わり、40年代はリフォームできるものは行っている感じ。そろそろ50年代に入っていくようです。昭和40年代のコンクリートについて質問しましたが、サンプルを調べると、まだ使用できる場合も多いそうです。
実家のマンションも築40年。長年の管理にもよりますが、寿命はまあ70年でしょう。建替の話は、築50年くらいから聞こえてくると思います。建替は、区分所有者および議決権の各5分の4以上の賛成で決まります。リフォームは、最小限にしておかないといけないと思いました。
地元の仕出し弁当を皆でいただき、大変有意義な時間を過ごせました。