松山といえば、道後温泉。
伊予鉄市内線(路面電車)の道後温泉駅はJR松山駅から30分くらいです。観光機関車の坊ちゃん列車は引き込み線で次の発車を待ちます。
いわゆる公衆浴場で、お風呂だけ、休憩室つきなど何段階かの料金に分かれています。
車で、愛媛から高知を目指します。
愛媛といえば何といってもみかん、4月の道の駅には柑橘類がいっぱい
おなじみデコポン、ぽんかん、文旦をはじめ、はるみ、なつみ、星タンゴール、黄金柑、色々開発されて、すごい種類でわけがわからない。一袋100円から500円くらい。この価格で買えるのなら毎日でも食べるかも。
そういえば子供の頃、いつも何かしら柑橘類をパクパクしていたなあ。ただもっと薄味で庶民的なものだったような。せとかと紅まどんなは、毎年父が送ってくれます。
高知の道の駅の魚売り場には、カツオ、カツオ、カツオ。
四万十川にそって走る予土線。
その名の通り、伊予の国(宇和島)と土佐の国(窪田、高知県)を結んでいます。一日数本の列車が来そうなので、しばらく待つとやってきたキハ32系。
車でしばらく走ると、沈下橋の看板。
川の水量が増したときに橋が流されないように欄干がなく、増水したときには川の中に沈むので沈下橋と言われます。高さは低いので怖くありません。
マイクロバスも通るとは。
雄大な四万十川は、最後の清流といわれ、深い緑で美しく、旅人を魅了します。
四万十川は天然うなぎが有名ですが、四国の蒲焼きはたれがかなり甘めです。
あやうく見落とすところでした。
帰路は峠越えをします。
愛媛県と高知県の県境にある寒風山トンネル(全長5432メートル)は、一般国道のトンネルとして日本一の長さです。
沈下橋の次は吊り橋を発見。
3分の1くらいまで進むも、ついに渡れず。
やはり美しい。
四国山地中央部に位置する木の香温泉では、川の流れる音を聞きながら露天風呂を楽しめます。
今治にて、イチオシのタコ料理「海峡」
元々は魚屋さんだったそうで、食材には自信があると女将さん。
店内は居酒屋のようですが、いけすにはタコ、貝類、ヒラメが泳ぎます。
肝がこんなにおいしいとは感動!
瀬戸内のサザエはとげが全くない。
なんといっても、この店の看板メニューであるタコづくし盛り合わせ
四国の山と川がとても印象に残る旅でした。
四国山地という言葉はありますが、四国の大半は山なのだということを再認識しました。香川には讃岐平野が広がりますが、その他は山地だと思った方がよいでしょう。